神奈川大学附属中の合格最低点は何点?|回別・男女別の推移と得点率

神奈川大学附属中学校の合格最低点の要点は次のとおりです。

  • 2026年度の合格最低点は、第1回が140点(200点満点、得点率70.0%)、第2回が220点(350点満点、62.9%)、第3回が231点(350点満点、66.0%)です。
  • 第1回の合格最低点は、2023年度から順に133点、131点、141点、140点で、2025年度に10点上がったあとは140点台です。
  • 実質倍率は、2026年度が第1回2.1倍、第2回2.3倍、第3回6.2倍です。募集人数が20名の第3回は、2023年度の11.5倍から2025年度の7.9倍、2026年度の6.2倍へ下がっています。
  • 公式の結果表で最低点が出ているのは男女合計だけです。男女別に分かるのは、応募者数・受験者数・合格者数と、実質倍率です。
  • 2024年度は、確認できた公式資料に第3回の数字がなく、第1回と第2回、帰国生入試までを載せています。
  • 2027年度の募集人数は、第1回が60名から80名に、第2回が120名から100名になります(第3回は20名のまま)。
  • 四谷大塚の80偏差値は、第1回59、第2回56、第3回58です。

この記事の情報は2026年11月3日時点のものです。

神奈川大学附属中学校の合格最低点(回別の推移)

神奈川大学附属中学校の中学入試は、2月1日(第1回)、2月2日(第2回)、2月4日(第3回)の3回と、前年12月の帰国生入試があります。2026年度の試験日は、帰国生入試が2025年12月22日、第1回が2026年2月1日、第2回が2月2日、第3回が2月4日でした。募集人数は、帰国生入試が若干名、第1回が60名、第2回が120名、第3回が20名で、全体で200名です。

この記事の数字は、学校の入試結果報告のページ(2026年度)と、各年度の中学入試結果のPDF(2023年度、2024年度、2025年度)によります。

満点は回によって違います。第1回は国語と算数の各100点で200点満点、第2回と第3回は国語・算数の各100点に理科・社会の各75点を加えた350点満点です。帰国生入試は算数と英語の各100点で200点満点です。次の表の得点率は、最低点を満点で割ったものです。

第1回の合格最低点(200点満点)

第1回の最低点は、2025年度に141点へ上がり、2026年度は140点でした。表のとおり、得点率は2023年度の66.5%から2026年度の70.0%まで動いています。

年度 最低点 得点率
2023年度 133点 66.5%
2024年度 131点 65.5%
2025年度 141点 70.5%
2026年度 140点 70.0%

第2回の合格最低点(350点満点)

第2回の最低点は、2024年度だけが249点で、ほかの3年は217点から226点の間です。得点率にすると62.0%から71.1%です。

年度 最低点 得点率
2023年度 217点 62.0%
2024年度 249点 71.1%
2025年度 226点 64.6%
2026年度 220点 62.9%

第3回の合格最低点(350点満点)

第3回の最低点は、2023年度が242点、2025年度が223点、2026年度が231点です。2024年度は、確認できた公式資料に第3回の数字がないため、表に入れていません。

年度 最低点 得点率
2023年度 242点 69.1%
2025年度 223点 63.7%
2026年度 231点 66.0%

帰国生入試の合格最低点(200点満点)

帰国生入試の最低点は105点から120点の間で、2026年度の120点(得点率60.0%)がいちばん高くなっています。

年度 最低点 得点率
2023年度 105点 52.5%
2024年度 110点 55.0%
2025年度 109点 54.5%
2026年度 120点 60.0%

公式の結果表には「最低点」の欄が1つあり、男女は分かれていません。男子と女子で最低点が違うかどうかは、公式の資料からは分かりません。

神奈川大学附属中学校の倍率の推移(回別・男女別)

実質倍率は、受験者数を合格者数で割った数字です。合格者数には追加合格を含みます。表は男女合計で、男女別の倍率は表の下に書いています。2026年度の公式の表には男女別の倍率の欄がないため、2026年度の男女別は受験者数と合格者数から計算しました(小数第2位を四捨五入)。人数の単位は人です。

第1回の受験者数・合格者数・実質倍率

第1回の実質倍率は、4年間とも2.1倍から2.3倍の間です。

年度 受験 合格 倍率
2023年度 609 283 2.2倍
2024年度 672 290 2.3倍
2025年度 739 322 2.3倍
2026年度 681 323 2.1倍

男女別の実質倍率は、2023年度から2026年度の順に、男子が2.2倍、2.4倍、2.2倍、2.0倍、女子が2.1倍、2.2倍、2.4倍、2.3倍です。2026年度は、受験者数が2025年度より58人少ない一方、合格者数は1人多い323人でした。

第2回の受験者数・合格者数・実質倍率

第2回の実質倍率は、2024年度の3.3倍がいちばん高く、2026年度は2.3倍まで下がりました。

年度 受験 合格 倍率
2023年度 580 226 2.6倍
2024年度 665 203 3.3倍
2025年度 686 225 3.0倍
2026年度 515 222 2.3倍

男女別の実質倍率は、2023年度から2026年度の順に、男子が2.5倍、3.1倍、2.8倍、2.1倍、女子が2.6倍、3.5倍、3.4倍、2.8倍です。4年とも女子のほうが高くなっています。2026年度は、受験者数が2025年度の686人から171人減り、合格者数がほぼ同じ(225人→222人)だったため、倍率が下がりました。

第3回の受験者数・合格者数・実質倍率

第3回は募集20名の回で、実質倍率は11.5倍(2023年度)から6.2倍(2026年度)まで下がっています。2024年度は、確認できた公式資料に第3回の数字がありません。

年度 受験 合格 倍率
2023年度 345 30 11.5倍
2025年度 307 39 7.9倍
2026年度 259 42 6.2倍

男女別の実質倍率は、2023年度、2025年度、2026年度の順に、男子が15.2倍、9.9倍、7.1倍、女子が9.4倍、6.6倍、5.5倍です。合格者数が30人から42人と少ないため、男女で数人違うだけで倍率に差が出ます。

帰国生入試の受験者数・合格者数・実質倍率

帰国生入試の実質倍率は、4年間とも1.6倍から1.8倍の間です。

年度 受験 合格 倍率
2023年度 41 25 1.6倍
2024年度 48 29 1.7倍
2025年度 56 35 1.6倍
2026年度 49 28 1.8倍

男女別の実質倍率は、2023年度から2026年度の順に、男子が1.8倍、1.5倍、1.5倍、1.8倍、女子が1.4倍、2.3倍、2.0倍、1.6倍です。

全体(帰国生入試と第1回から第3回の合計)の実質倍率は、2023年度が2.8倍、2025年度が2.9倍、2026年度が2.4倍です。2024年度は第3回の数字がないため、全体の数字を載せていません。

神奈川大学附属中学校の志願者数の推移

志願者数は、公式の結果表の「応募者数」(男女合計)です。2026年度は、第1回から第3回のすべてで2025年度より減りました。単位は人です。

年度 第1回 第2回 第3回
2023年度 653 749 565
2024年度 717 823 —
2025年度 788 862 572
2026年度 724 699 499

帰国生入試の応募者数は、2023年度から順に41人、50人、59人、51人です。2024年度の第3回は、結果表に数字がありませんが、学校の2024年度 中学入試出願状況に、2024年2月4日7:00現在の出願数として合計553人(男子274人、女子279人)と出ています。結果表の応募者数とは別の集計です。

過去問の点数の見方(最低点・合格者平均・受験者平均の得点率)

過去問を解いて採点したら、得点を満点で割って得点率にし、次の表と並べて見ます。見る点は、上の「合格最低点」の表の得点率と、次の表の合格者平均・受験者平均の得点率です。表の数字は、点数(得点率)の形で書いています。合格を保証するものではなく、年度によって問題の難しさも違うため、1年分の点数で判断せず、複数年の表で見てください。

使い方は次のとおりです。

  1. 過去問は、本番と同じ時間で解き、回の満点(第1回は200点、第2回・第3回は350点)で得点率を出す。
  2. 得点率が、受験者平均の得点率より上か下か、合格者平均の得点率に近いかを見る。
  3. 最低点の得点率との差を、科目ごとの失点(計算ミス、時間切れなど)に分けて、次の演習で直す点を決める。

第1回の合格者平均・受験者平均(200点満点)

第1回では、受験者平均の得点率が63%から68%、合格者平均の得点率が73%から77%の間で、合格者平均の得点率は、最低点の得点率より6ポイントから8ポイントほど上です。

年度 合格平均 受験平均
2023年度 145.5(72.8%) 129.6(64.8%)
2024年度 146.7(73.3%) 125.4(62.7%)
2025年度 152.8(76.4%) 133.4(66.7%)
2026年度 153.9(77.0%) 135.8(67.9%)

第2回の合格者平均・受験者平均(350点満点)

第2回では、合格者平均の得点率が68%から75%、受験者平均の得点率が60%から66%で、最低点の得点率は62.0%から71.1%です。

年度 合格平均 受験平均
2023年度 237.2(67.8%) 209.0(59.7%)
2024年度 263.7(75.3%) 231.8(66.2%)
2025年度 242.6(69.3%) 213.1(60.9%)
2026年度 241.0(68.9%) 213.5(61.0%)

第3回の合格者平均・受験者平均(350点満点)

第3回では、2025年度の受験者平均が188.3点(得点率53.8%)と、ほかの2年より低くなっています。

年度 合格平均 受験平均
2023年度 254.6(72.7%) 207.3(59.2%)
2025年度 236.2(67.5%) 188.3(53.8%)
2026年度 244.2(69.8%) 206.7(59.1%)

帰国生入試の合格者平均・受験者平均(200点満点)

帰国生入試では、合格者平均の得点率が66%から69%、受験者平均の得点率が57%から59%の間です。

年度 合格平均 受験平均
2023年度 131.8(65.9%) 113.1(56.5%)
2024年度 137.1(68.5%) 114.9(57.5%)
2025年度 135.1(67.5%) 117.8(58.9%)
2026年度 138.7(69.3%) 115.1(57.5%)

平均点は、受験者平均が受験者全員の平均、合格者平均が合格者だけの平均です。表の数字は、男女合計の「総合」の欄から取っています。

2027年度入試の日程と募集人数の変更

学校のお知らせによると、2027年度入試から第1回入試に英語外部試験みなし得点制度「J_DES」が入り、募集人数が変わります。2027年度の生徒募集要項に出ている日程と合わせて、表にまとめます。

募集人数は、第1回が60名から80名に増え、第2回が120名から100名に減ります。第3回は20名のままです。

回 試験日 募集人数
帰国生入試 2026年12月22日(火) 若干名
第1回 2027年2月1日(月) 80名(2026年度は60名)
第2回 2027年2月2日(火) 100名(120名)
第3回 2027年2月4日(木) 20名(20名)

第1回の選抜は、国語・算数の2科目の合計点です。J_DESを使う場合は、英語外部試験の換算点と国語の得点を比べ、高いほうの得点に算数の得点を足して判定すると、要項に書かれています。合格発表は、第1回が2月1日(月)23:00、第2回が2月2日(火)19:00、第3回が2月4日(木)17:00です。

募集人数が変わるため、2027年度の倍率や最低点は、この記事の過去の表がそのまま当てはまるとは限りません。表は、過去の数字の見方として使ってください。

神奈川大学附属中学校の偏差値(四谷大塚80偏差値)

四谷大塚の中学校偏差値一覧(80%偏差値)では、神奈川大学附属中学校は男女共通で、第1回(2月1日)が59、第2回(2月2日)が56、第3回(2月4日)が58です。数字は第2回合不合判定テストのもので、2026年11月3日に確認しました。偏差値は模試の回によって変わるため、目安として見てください。

偏差値の出典:四谷大塚 中学校偏差値一覧(第2回合不合判定テスト・2026年11月3日確認)

受験指導の立場から読む神奈川大学附属中学校の合格最低点

表から言えることを、回ごとに整理します。合否を保証するものではありません。

回によって、最低点の得点率が違う

2026年度の最低点の得点率は、第1回が70.0%、第2回が62.9%、第3回が66.0%でした。第1回は4年のうち2年(2025年度、2026年度)が70%台、第2回は2024年度を除く3年が62%から65%です。回ごとに満点が違うので、過去問は回の満点で得点率にして、その回の表と比べます。

第1回は国語と算数の2科目で、200点満点

第1回は2科目の合計で判定されます。最低点の得点率は、2023年度が66.5%、2024年度が65.5%、2025年度が70.5%、2026年度が70.0%です。合格者平均の得点率は73%から77%で、最低点との差は、2026年度が13.9点(153.9点−140点)でした。2科目だけなので、1問の失点が得点率に出やすい試験です。

第2回と第3回は4科目で、350点満点

第2回と第3回は理科・社会が各75点あり、国語・算数と合わせて350点です。2026年度の第3回は、受験者平均が206.7点(59.1%)、合格者平均が244.2点(69.8%)で、最低点は231点(66.0%)でした。第3回は募集20名に対して合格者が42人で、倍率が6.2倍です。2025年度の第3回は男子の倍率が9.9倍、女子が6.6倍でしたが、2026年度は男子が7.1倍、女子が5.5倍と、男女とも下がっています。

倍率が動いた回は、第2回と第3回

2025年度から2026年度にかけて、第2回は3.0倍から2.3倍に、第3回は7.9倍から6.2倍に下がりました。第1回は2.3倍から2.1倍です。受験者数は3回とも減っています(第1回739人から681人、第2回686人から515人、第3回307人から259人)。2027年度は第1回の募集人数が80名に増え、第2回が100名に減るので、回ごとの倍率の動きは、次の年の結果を待つ必要があります。

過去問の結果の使い方

過去問の得点率が、その回の受験者平均の得点率を超えているか、合格者平均の得点率にどこまで近いかを、複数年で見ます。受験者平均と合格者平均の差は、第1回で16点から21点(2026年度は135.8点と153.9点で18.1点)、第2回で27点から32点(2026年度は213.5点と241.0点で27.5点)あります。この差が、合格者と不合格者を分けている得点の幅の目安です。

神奈川大学附属中学校の合格最低点でよくある質問

2026年度の合格最低点は何点ですか

第1回が140点(200点満点)、第2回が220点(350点満点)、第3回が231点(350点満点)です。帰国生入試は120点(200点満点)でした。

男子と女子で合格最低点は違いますか

公式の結果表では、最低点は男女合計の1つだけが出ています。男女別の最低点は公表されていないため、分かりません。男女別に出ているのは、応募者数、受験者数、合格者数で、2023年度から2025年度の表には男女別の実質倍率もあります。

どの回の倍率がいちばん高いですか

数字を確認できた2023年度・2025年度・2026年度の3年とも、第3回です(11.5倍、7.9倍、6.2倍)。募集人数が20名と少ない回です。

2027年度の募集人数は何名ですか

帰国生入試が若干名、第1回が80名、第2回が100名、第3回が20名です。第1回に英語外部試験みなし得点制度「J_DES」が入ることにあわせて、第1回が60名から80名に、第2回が120名から100名に変わります。

偏差値はいくつですか

四谷大塚の80偏差値で、第1回が59、第2回が56、第3回が58です(第2回合不合判定テストの数字、2026年11月3日確認)。

2024年度の第3回の最低点はなぜ載っていないのですか

確認できた2024年度の公式の結果資料に、第3回の受験者数・合格者数・最低点の数字がなかったためです。分からない数字は、推測で埋めていません。

関連する記事

神奈川県のほかの学校

執筆:綿谷(塾講師10年以上。進学塾の校長・首都圏エリア長として、小学生から高校生までの受験指導に携わる)

運営者情報と情報の方針